3月5日「サンゴの日」にトゥバタハリーフを想う

ゴット姉さんこと後藤です!

毎年なんとか潜りたいと思うけれど、
よっぽど取材が当たらない限り潜れない日がある。
3月5日、サンゴの日だ。

今年は土曜日なので、サンゴ礁はなくてもサンゴのある海に潜れるのではないかと
期待していたのだが・・・仕事が入った。

沖縄県サンゴ礁保全推進協議会ではサンゴの日を絡めた前後約2週間にわたって(2月27日~3月13日)
「サンゴ礁ウイーク」を開催中だという。
マリンダイビングWebで1カ月前に掲載した記事はコレ。
http://www.marinediving.com/topics/1601/0129_01.shtml

こうしたイベントに参加して、
サンゴ礁のことを考えてみてもいいのではないでしょうか?

さて、私はというと、『マリンダイビング』3月号で特集した地でもあり、
これからアップされる「マリンダイビングWeb」の特集、フィリピンに思いをはせてみた。

フィリピンでいち早く、生息するサンゴの種類の多さ、豊かさでユネスコの世界自然遺産になったのが
スル海に浮かぶトゥバタハリーフだ。

広大な大海原にいきなり立ち上がる環礁島、トゥバタハリーフ。
リーフ上の浅瀬の棚には一面に、誰もが思い描くサンゴが群生するエリアがたくさんある。

その面積の広さ、密生するサンゴの多さや種類に本当に驚かされる。
トゥバタハリーフ 世界自然遺産のサンゴ礁

トゥバタハリーフ スタッグホーンコーラル

サンゴ礁は魚たちにとっても恰好の隠れ家となり、
敵がいないとなると、ハナダイやスズメダイたちが外に出てきて大乱舞。
“桜吹雪”のように魚たちが舞う景観は、ほれぼれする。
コンデジではなかなか色が出せないのだが、この素晴らしい景観を撮りたい!と思うのは
私だけじゃないだろう。
(そして、上手くいかずに鬱々とするわけだが)。

トゥバタハリーフの外側、ドロップオフは垂直に落ちているところも多く、
その壁にはソフトコーラルが折り重なるように枝を広げている。
トゥバタハリーフ ソフトコーラル

色も赤、黄、オレンジ、ピンクと色とりどりで、
華やいだ雰囲気の海中に、萌え~なのだ。

パラワン島のプエルトプリンセサからクルーズ船で片道10時間ぐらいかかるトゥバタハリーフだが
(帰りはもう少し早いように思う)
視界に広がるリーフの色の美しさも格別。
Ranger Station Tubbataha Reefs

晴れた日は特に、環礁内のラグーンのブルーが素晴らしい。
ターコイズブルー? ミルキーブルー?
私の感覚ではエメラルドグリーンではない気がするけど、
一般的にはエメラルドグリーンというんだろうか。
とにかく、緑の要素がない、青さなのだ。

でも、これだけサンゴがあると、水温上昇や大型台風でダメージを受けることもある。
白化するサンゴ礁

サンゴと共生している藻類が逃げ出して
白化してしまったサンゴもあれば・・・

サンゴの死骸
白化したサンゴがそのまま死に至り、
今にも崩れて、バラバラになってしまい、ガレ場となりそうな場所もある。

サンゴの森
私が大好きな景観。
でも、真っ白な砂も、ある意味サンゴが壊れてできたものなのだと思うと複雑な気持ちになるのだが。
(真っ白な砂は、サンゴを食べるブダイなどが食べて砕いて、ウンチしたりしたものでもあるのだが)。


サンゴは私たちが思うよりも強くてしたたかと思うのだが、
でも、こうした場面に遭遇すると、
私たち人間がその欲望を抑えてサンゴに危害を与えないような生き方をしていかなければと、
強く反省の念にかられるのだ。

毎年3月中旬頃から6月中旬頃までしか
ダイバーが入らない、期間限定の海にもかかわらず
こうしてサンゴたちがダメージを受けていることを考えると、
普段、ノーリミットで潜っているサンゴ礁を守っていくことの大変さについても
考えさせられる。

簡単な所からいえば、ダイバーがサンゴを壊した!などと非難されないように
フィンワークをマスターする、
ゲージなどをぶらぶらさせない・・・といった
スキルアップのこととか、
温暖化につながるような所業をしないとか・・・・。

でも、サンゴ礁が元気でいてくれるなら、
私たちが大好きなマンタもきっと居続けてくれるに違いない。

トゥバタハリーフ マンタ
トゥバタハリーフにもマンタが集まるスポットがある


元気なサンゴ礁でよく見られるドリーことナンヨウハギ(写真は子ども)も見られる。
ナンヨウハギ ドリー
後ろはフタスジリュウキュウスズメダイ


こうした光景が永遠にいつまでも見られるように、
どこに潜っても、環境にダメージを与えないような潜り方をしたいですね。
だって、私たちダイバーこそがサンゴの元気度をいち早くチェックできる生き証人なんですから。


ってことで、また長くなっちゃいましたが、
3月5日、サンゴの日に、あなたもサンゴのことを考えてみませんか?

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2016-02-29(Mon)
 

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