ジンベエが素敵過ぎてダイビングがやめられず・・・

マリンダイビングフェア2016にご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
おかげさまで大盛況。私も日頃お目にかかれない読者の方々にお会いできてうれしかったです!

ということで、マリンダイビングフェアが終わり今度は夏に向かって邁進中。
落ち着くことのできない編集・ゴット姉さんこと後藤ゆかりです。
もうマリンダイビングフェアが遠い昔のよう・・・。

さて、4月9日に発売された『マリンダイビング』5月号はもうご覧いただけましたでしょうか?
マリンダイビング 2016年5月号

ジンベエザメが表紙の、「ジンベエザメまつり!」特集号です。
(といっても、特集はジンベエが出るエリアだけじゃなくて、魅力的な海が満載なんですが・・・)

石川肇カメラマンが行ってきたサンガラキ(インドネシア)にはホント、びっくり。
マンタ、ブラックマンタに会える島としては知られていたけれど、まさかジンベエスポットができていたなんて。
透明度も良く、素敵なコンディションのジンベエを撮ってもらったので
思わず表紙に選ばせていただいてしまいました。

モルディブの「ソレイユ」号(ブルー"K"サファリ=BKS)でも特集しているのですが、
モルディブでジンベエザメに会えることがわかったのは、BKSのキヨコさんこと鈴木希与子さんと
その当時(1998年とか1999年頃)、モルディブにいたカリスマガイド、太田祥平さんの船が
頑張ってくれたんだったなぁ・・・。
当時、アリ環礁の最南端のリゾートからジンベエザメが年間90%以上の確率で出ているという情報もあって
『海と島の旅』(休刊中)の取材で撮影もできていたのだが、
クルーズ船のキヨコさん、祥平さんらが遠いのに毎週のように遠征してくれて、
気づけば、一度のトリップでマンタにもジンベエにも会えるゴージャスなダイブクルーズが確立されていったように思う。

もともとジンベエザメスイムは
1990年代の初め頃に西オーストラリアのエクスマウス(エクスマスといっていた)の沖に
ニンガルーリーフというのがあって、そこに毎年3月頃から6月頃にジンベエザメが集まってくる。
それを水上飛行機から探して、船を誘導して、ウオッチングするというスタイルから始まった。
その直前に西オーストラリアを縦断する取材をしたのだが、
その当時はイルカのほうが話題だったので、イルカを取材。
その特集が出て、西オーストラリアに目が向けられ始めてエクスマウスにもトピックスがあると知ったのだった。

ジンベエ運がない!?


それと前後して、タイのプーケットに取材。プーケットに日本人のビーチリゾーターが目を向け、
日本人常駐のダイビングサービスもぼちぼちでき始め、
1997年ぐらいだったか、アンダマン海のリチェリューロックでジンベエザメが爆発的に見られるようになった。
私が取材でよく行っていた時期の後である。

ジンベエ運、やっぱりない!?


かくして私もいつかは
ジンベエザメに会いたい!
会えたらもうダイビングはやめてもいい!!
と思うようになっていた。

そうこうして、BKSさんでのモルディブダイブサファリの取材が私にも回ってきた。
「ついにジンベエに会える!?」と喜んだのもつかの間、
行き先は、BKSさんが手がけることになった「バア環礁コース」だった。
新しいコースなのでそれはそれでワクワク感はあったけれど、
王道コースではない。
マンタにはたくさん会えたけれど、ジンベエは・・・
船上からキャプテンが「Whaleshark!」と叫び、ドーニじゃ間に合わないので小さなボートで行くことに。
カメラマンの邪魔をしてはならないと自分を押しとどめ、
隠してオペレーターとガイド1人、カメラマンの1人が小さなボートに乗って出ていった。
予期せぬジンベエの遭遇に、残っているゲストも行きたい!と皆ざわついたのだが、
撮影したカメラマン一行が帰ってきてからはジンベエの姿はなく・・・

私は真剣に
ジンベエ運がなさすぎる・・・
と、悲しんでいた。

ならば、と、夏休みで沖縄本島へ。
最初は「沖縄美ら海水族館」でジンベエザメを見るだけのつもりだったが、
同行したノンダイバーの夫が、読谷漁協で開催しているジンベエスイムに行きたいと言い出したので、
一緒にジンベエスイムへ。
安全のためにライフジャケットを着させられ、素潜りをすることは禁じられていたが、
ウオッチャーが見ていない隙に、頑張って素潜り(後で怒られたけど)。
野生のジンベエではなかったけれど、本物のジンベエを間近で見られ、目が合ったような瞬間もあって
それはそれで“ジンベエ運がついた”気がしたのだった。
その後、水族館へ行き、そこでもジンベエザメと目を合わした(気がした)。

でも、本当にこの沖縄ジンベエ旅が良かったようで、
その直後、モルディブの王道サファリに行く機会があって、本物のジンベエザメとバッチリ会えたのだった。
ジンベエザメは泳ぐのがめちゃくちゃ早く、一緒に並走するにはかなり泳力が必要。
気づけば、私とジンベエだけ・・・という幸運な時間も持つこともできた。

ジンベエに会えたらダイビングをやめてもいい!
と思っていたくせに、
会えば会ったで、またあのときの幸せを感じたい・・・と欲張ってしまい、今に至っている。
何よりも大きいし、
ちょっと離れて横を並泳していれば逃げることはないから
(泳ぐにはめちゃくちゃ疲れるけれど)じっくり観察できる。

3月中旬から6月頃までしかアクセスできないとされる
スル海のトゥバタハリーフでも
偶然、ジンベエザメに出会えたこと数回。
トゥバタハリーフのジンベエザメ
写真を撮った時は、真正面から突然ジンベエザメが現れ、私たちの頭上を悠々と通り過ぎていったところ。
ビックリした~!

中でもかなりよく会えたのがメキシコのラパス。
3~5月頃と9~11月頃によく、街の沖のモゴテ湾にジンベエが入り込んでくるので
それを狙って、ジンベエスイムに行ってくれるのだ(3本目と交換することになるんだけど)。

モゴテ湾にはプランクトンが大量に入り込んでくる。
それを狙ってジンベエがやってくるので、
捕食しているときは、人間なんて全然気にしないようだ。
捕食中のジンベエ

ジンベエザメの捕食

ちょこっと動画も
ラパス ジンベエザメ

開けない場合はこちら
https://youtu.be/DwNtSjPL6gw


それにしても、あれだけ会いたかったジンベエザメが
今や世界中のあちこちに会えるスポットが増えていてうれしいかぎり。
セブ島のオスロブでは餌付けでジンベエザメが集まってくるようになっている。
オスロブ タナワン ジンベエザメの餌づけ
漁師一人が乗るバンカーボートと、餌を求めに来たジンベエ。1ボート、1ジンベエの贅沢な図。

「餌付けには興ざめ」という人もいるけれど、
なかなか会えなかったジンベエザメに、一気に何尾も会えるというのは
私には感慨深い。
(オスロブのジンベエは、いわゆる餌付けともちょっと違う)。

さらに、運が良ければ、ボートから離れて自由に泳ぐジンベエザメの群れも。
ジンベエザメが3尾
ジンベエが3尾。

ジンベエザメが4尾
ジンベエが4尾。

あり得ないでしょう。
しかも、このときは、私がダイビングボートに戻る時に
1尾のジンベエがずっとついてきた。
ボートの階段を昇ってエグジットするまで、ずっと・・・。
ジンベエザメ

もう、これをやられたら、ジンベエに会えたからダイビングをやめる!
なんて言えないことがおわかりいただけるだろう。


ということで、ジンベエザメと泳ぎたい方は
ぜひ『マリンダイビング』5月号をご覧くださいね!

追記:
先日、東京でお父様の仕事を継いで頑張っている太田祥平さんにお会いした。
めっちゃ昔のままのイケメンさんでした!!


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2016-04-15(Fri)
 

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