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平成最後の年末ブログ

皆さま、こんにちは!
月刊『マリンダイビング』編集のゴット姉さん、こと後藤です。
「永遠の28歳」と言い続けてはお叱り・失笑・爆笑されている今日この頃ですが、
小渕元首相が「平成」の文字を掲げた時には既に会社で働いており、
残業後にみんなで行った居酒屋のTVでその映像を見ました(爆)

そんなわけで、この一年を振り返るというよりは
平成最後の年の瀬、30年をつい振り返ってしまう次第です。

本当にいろいろなことがありました。
ものすごく気が強くて、負けず嫌いだった半面、わきが甘くて自分への情けなさでしょっちゅう泣いてました。
でも、いろいろな方と出会い、たくさんの方に支えられ、世界中の海に潜り、世界中の島やビーチリゾートを旅して、
仕事が楽しくて楽しくて仕方なく、あっという間に30年が経ったという感じです。
忙しいことを言い訳に多くの方に不義理をしてしまってもおりますが、
今もなお『マリンダイビング』を含むダイビング関係の仕事をしていられるのは本当に皆さまのおかげです。

以下は「です・ます」調ではなくなりますのでご了承を。

平成元年、イコール1989年はホイチョイプロダクションの映画『彼女が水着にきがえたら』が公開された年。
主人公の原田知世さんが真っ白なウエットスーツを身に着け、
織田裕二さんと水中スクーターで海中を泳ぐ様子にみんなが憧れ、ダイビング人口が爆発的に増えた頃。
彼女が水着にきがえたら 紹介ページ
1989年(平成元年)『マリンダイビング』7月号で、発売日と同じ日に公開される『彼女が水着にきがえたら』の舞台の裏表バナシを紹介。
原田知世さんがかわいい!!


この号のウエットスーツ特集では「ウエットスーツのトレンドは白!」と、この映画とリンクして紹介されているのがおもしろい。

そして、この記事を探していたら偶然見つけたのがこれ。
西表島 KY事件

平成生まれの方はご存じないだろうが、西表島名物のギネスにも載ったアザミサンゴに
いたずら書きをしたダイバーがいて、それを朝日新聞が報道したのだが、
実はこれを書いた(掘った)のは、朝日新聞のカメラマンだったというお粗末な事件を紹介したもの。
当時、同新聞では自然保護キャンペーン真っただ中だったのだが、
カメラマン、ひいては朝日新聞社のモラルの低さは社会的にかなり問題になり、
当事者の一人は退職処分にもなっている。

自然保護といえば、確かにこの当時、ダイビング人口が増え始め、
ダイバーのモラルが問題になった時期でもある。
『マリンダイビング』でも海の中のものは取らない、触らない、持ち帰らないと常に言い続けており、
この後の9月号(通巻200号)では、当時、自然保護の最先端だったカリブ海のケイマン諸島のサンゴ礁保全と
ダイビングルールを徹底紹介している。

筆者はちょうどこの頃は、今は休刊中の『海と島の旅』を主に担当していて、
モルディブやグレートバリアリーフ、バリやミクロネシアの島々を駆け巡っておりまして、あまり貢献していないのだが、
平成元年のダイビングシーンがこの30年を左右する、エポックメイキング的な年だったと記憶している。

世の中はバブルの真っ最中。
ダイビング人口の増加に伴ってダイビングショップがあちこちにでき、ダイビングサービスも増え、
ダイビング器材もよく売れた。器材だけでなくダイビングボートやリゾートホテルなどもよく売れた。
1991年にバブルが弾けたといわれるけれど、ダイビングの場合はその後もかなり景気が良かったように思う。
都会でタクシーがなかなかつかまらなかったように、
ダイビングツアーが非常に盛んで、エアもなかなか取れなかった。特にお盆やGW、年末年始などは
私なんぞ現地の人から「来るな~!」「来るなら手伝え~!!」と言われたものだ。

平成という時代に、日本でも海外でもたくさんのダイビングエリアがオープンし、
私たち日本人は手軽に、国内外でのダイビングが味わえるようになった。

日本でも石垣島でマンタとの遭遇率が非常に高い「川平石崎マンタスクランブル」が一大ブームになった。
現在はさらに「マンタシティポイント」「ヨナラ水道(マンタウェイではないところ)」「パナリ」など、
石垣島には4大マンタスポットが生まれている。


石垣島 マンタシティ
石垣島「マンタシティポイント」
Photo by Masaaki Harada


1990年代はヤップ、コスラエ、チューク、ポンペイといったミクロネシアの島々へのツアーも盛んで、
2000年頃になるとそれまで遠かったマーシャル諸島も身近になった。

マーシャル諸島
このサンゴ礁の元気さには本当に驚かされた。地球上にこんなにキレイなサンゴ礁があるのか!?
しかも地元の人はその魅力に当時はまったく気づいていなかった・・・
Photo by Marine Photo Library


今話題のメキシコのセノーテも、ダイビングスポットとして開拓され始めたのは20年ぐらい前からだし、
2017年に世界自然遺産に登録されたレビジャヒヘド諸島(ソコロ)にダイブクルーズが行き始めたのも平成になってからだったと思う。
それどころか、ラパスも平成に入ってからブレイクしたのではなかろうか。

Cenote, Taj Maja Playa del Carmen
筆者が1987年(昭和!)に初めてプラヤ・デル・カルメンに行った時は
セノーテを潜るというサービスはなかった



世界中のダイビングエリアの多くが、老舗エリアを除けば、ほとんど平成の時代に誕生したのではないだろうか。
経済不況とか所得格差など、経済的にも
サンゴ礁が白化したりオニヒトデの食害に遭ったり、
はたまたプラスチックゴミで海洋汚染が進んでいたりと、自然環境的にも
私たち、地球に生息する生物には厳しくなっている今日この頃だけれど、
2018年末には、1年の調査を経て、久米島にマンタのクリーニングステーション「マンタステーション」が発見されたり、
世界中で巨大ザメと泳ぐダイビングスタイルが確立しつつあったりと、
まだまだ私たちの知らない海が見つかるかもしれない。

平成という31年余の旅の後、私たちが明るく幸せで、笑顔で潜っていられるためにも
戦争のない平和な世の中であること。そして自然環境が破壊されないよう、私たちも尽力することが求められる時代であることは確かなのだと思う。

ということで、2018年もご愛読ありがとうございました。
新年もマリンダイビングWebともども月刊『マリンダイビング』をどうぞよろしくお願い申し上げます!!


Save the Earth, Keep the beautiful ocean.
Wish we could dive peacefully forever.


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2018-12-28(Fri)
 

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